« 2013年3月 | メイン | 2013年5月 »

2013年4月 アーカイブ

2013年4月 2日

火力発電所のアセス短縮 2013年4月2日 朝日新聞朝刊

2013年4月2日 朝日新聞朝刊の記事より
火力発電所のアセス短縮
政府の規制改革会議は1日、通常3年ほどかかる石炭火力発電所の環境影響評価の審査期間を「できる限り短縮する」とする見解をまとめた。
20130402asahimorning.jpg

石炭火力発電所とあるが、既設の発電所という観点からみると、「老朽化」した風力発電所の立替も視野に入れても良いか。

続きを読む "火力発電所のアセス短縮 2013年4月2日 朝日新聞朝刊" »

2013年4月 3日

発送電分離を閣議決定 朝日新聞4月2日夕刊(1-4版)

発送電分離を閣議決定
法案提出「15年目指す」 (藤崎麻里氏)
20130402asahievening.jpg

2013年4月 4日

選べる電力へ一歩 2013年4月3日 朝日新聞 朝刊(3-14版)

選べる電力へ一歩
第一段階は「2015年めどに広域系統運用機関の創設 
地域を越えて電力を融通できるようにする。13年に法改正案を国会提出」
とあり、広域系統運用機関は「政府の監督のもとで夏や冬に電力が余っている地域から足りない地域へ電気を送る独立組織」となっている。
13年に法改正案が国会に提出され、法が改正されて第1ステップとなる。

20130403asahimorning.jpg
4月2日の閣議決定をうけて藤崎麻里氏の署名記事。
発送電分離骨抜きの余地も
法案提出の時期は努力目標
「総括原価方式」5年後にも廃止


ここまでの朝日新聞の報道の流れは以下の通り。

4月2日 夕刊
 「発送電分離閣議決定 法案提出15年目指す」
             藤崎麻里氏の署名記事。

3月29日 朝刊
 「発送電分離混乱含み 参院選意識首相が年限指示 自民骨抜き画策」
            二階堂友紀氏と藤崎麻里氏の署名記事。

3月28日 夕刊
 「発送電分離 18-20年めど 政権方針来週に閣議決定 首相年限明記は譲らず」

発送電分離に関する記事はこれで一段落し、広域系統運用機関の創設のため13年に法改正案を国会提出となっている。

続きを読む "選べる電力へ一歩 2013年4月3日 朝日新聞 朝刊(3-14版)" »

「舞鶴市、洋上風力発電誘致へ 京都府内初の調査」

「舞鶴市、洋上風力発電誘致へ 京都府内初の調査」と京都新聞2013年3月20日に報じられたとの情報をFBにて知る。
舞鶴港を出ると水深は50mを超えるので、浮体式を考えているものと推察する。
水深や漁業権などの海に関する情報は「海洋台帳」で即座にチェックが可能です。

続きを読む "「舞鶴市、洋上風力発電誘致へ 京都府内初の調査」" »

2013年4月 8日

ウインドパーク笠取事故について 

風力発電機の羽根など落下=140トン、強風の影響か?中部電子会社
(2013/04/08-12:40)時事ドットコム配信

本事故は、ナセルとブレードが落ちたようです。
記事の写真では、タワーも曲がったように見えます。

日本製鋼所製の2000kW機、2010年2月、12月に運転開始。

漁業者、条件付き了承 本県沖の洋上風力発電実証研究 福島民報 3月30日(土)11時53分配信

福島県沖で国が実施する浮体式洋上風力発電実証研究事業gaいわき市漁協、相馬双葉漁協などでつくる漁業協働委員会で決まった。

事業実施の条件とは以下のようだ。
1.漁業者(いわき市漁協、相馬双葉漁協)のいずれかが事業継続に反対した場合は中止する
2.各種海洋情報の提供、
3.漁獲試験委託
とある。

浮体式の場合は、海底に重しを設置しロープを張り係留する。
浮体の近傍では底引きやトロール等の漁業はできなくなることに対する補償ということになると思われる。

2013年4月10日

ウインドパーク笠取事故について 追記

4/9朝 朝日テレビ モーニングバード にて紹介された。

原因は
「足利工科大学 牛山泉学長が考える風車落下の原因」が紹介された。
1.ポールとの接触部分の金属疲労
2.羽根がたわんで〇〇〇〇〇〇〇〇ポールに直撃した衝撃で折れた。
  (〇部は読み取れなかった)
3.羽根がたわんでポールに直撃した後跳ね返った反動で折れた。

事故直後の、運転記録などの詳細な情報が見ない状況で意見を求められての返答なのであろう。

原因1についての違和感
 金属疲労が原因であれば同時期に導入した残りの19機にその兆候があるだろう。
 (直ちに調査をすれば分かることだが。)

原因3についての違和感(原因2は読めなかったので)
 羽根がたわんでポールに直撃はあるだろう。風の乱れ(シア)があり、そのために羽根が振動する。しかし、タワーに羽根があたると羽根はそこで破壊されてしまう。GFRPは鉄ほど硬くない。

さらに、タワーが曲がっている状況はどう理解したらいいのか。太鼓山の事故とは異なる原因を示唆する。

今後の調査結果が公表されるたら分かることであるが。

 

続きを読む "ウインドパーク笠取事故について 追記" »

ウインドパーク笠取事故について その2

事故機について
 タワー  65m
 ブレード 40m、6.45トン
 タワー+ブレード3枚 総重量 約140トン
 日本製鋼所製 
 稼動開始 2010年12月
 管理者 シーテック社

点検 3月15日
 半年に1度点検を実施しており、直近は3月15日。異常は無かった。

強風 4月7日午前11時15分
 津市中心部で20.2mの瞬間最大風速

停止 4月7日午後3時ごろまで
 25m以上の最大瞬間風速を観測すると自動停止。7日も午後3時ごろまでに19基
すべて停止。

強風 4月7日午後4時37分
 風車に取り付けた風速計が記録した瞬間最大風速27.9mだった。

発見 4月7日午後8時ごろ
 住民らの問い合わせを受け、中部電力子会社シーテック社の社員が現地で確認。

安全点検 4月8日
 経済産業省は8日、全国に設置されている日本製鋼所製105基を対象に、運転事業者に詳細な安全点検を行うよう近く通知する方針を固めた。

注意喚起 4月8日
 中部近畿産業保安監督部より「発電用風力設備の安全確認について(注意喚起)」出される。(http://www.safety-chubu.meti.go.jp/denryoku/pdf/kasadori_syuchi20130408.pdf)

以下の記事と中部近畿産業保安監督部電力安全課HPにもとづきまとめました。
 
 
 

続きを読む "ウインドパーク笠取事故について その2" »

2013年4月15日

太鼓山風力発電所事故について その4 電気関係事故報告30日以内

「太鼓山風力発電所において発生した風車の落下事故に係る事故調査を踏まえた当面の対応について」2013年4月12日 経済産業省より発表
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2013/04/250412-1.html

「発電用風力設備の安全確認について」同じ設備をもつ設置者に結果報告を要請

その要請の概要は以下の通り
1. ナセルと支持物の接合部の強度を含めた保安点検を実施する。必要に応じ補修などの対策を実施。
 通常点検に加え、運転開始以降の履歴(事故、故障、修理)を調査する。
 該当部分などでボルトの破断の発生や交換等を行っている履歴があったとき。
  打音調査、塗装表面調査を行う。
   更に、新党探傷試験または超音波探傷試験を行う。
 これらの結果を評価する。

2. 点検終了まで一般公衆の接近防止措置を強化。必要に応じ運転停止。

3. 5月10日までに1,2の措置の結果を管轄する産業保安監督部長に報告。

続きを読む "太鼓山風力発電所事故について その4 電気関係事故報告30日以内" »

2013年4月16日

太鼓山風力発電所事故について その5

京都府の発表内容が京都新聞に掲載
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20130415000120
「4基支柱にも亀裂 落下風車と同箇所」
亀裂の状況は以下のようです。
1号機 亀裂発見されず。
2号機 亀裂あり
3号機 事故機
4号機 亀裂あり
5号機 西側部分2.3mの亀裂、深さ8mmは4箇所合計50cm
6号機 亀裂あり
 2、4、6号機の亀裂は5箇所、深さ1ー2mm、長さ最大30cm

調査箇所 3号機で支柱が折れた45m付近の溶接部付近を超音波や磁気で調べた。

事故原因 5月上旬に専門家による検討会議開催。

続きを読む "太鼓山風力発電所事故について その5" »

2013年4月18日

H25年度電気科学技術奨励会

日時:2013年4月17日 13時?16時25分
場所:科学技術館 サイエンスホール
主催:公益財団法人 電気化学技術奨励会
第52回講演会
福島県沖で世界最大規模に挑戦 震災復興に貢献する「浮体式洋上ウインドファーム」
0.開会挨拶 関根泰次会長
1. 東日本大震災からの復興に向けて
   福島県商工労働部産業創出課 課長 菅原慎也講師
2. 丸紅の洋上風力への取り組み
   丸紅株式会社 国内電力プロジェクト部 部長 福田知史講師
3. 7MW浮体式洋上風車の開発
   三菱重工業株式会社 風車事業部 洋上風車開発プロジェクト室 室長 宇ま谷雅英講師
4. 洋上浮体式変電設備の概要および将来展望
   株式会社日立製作所 電力システム社 電力流通事業部 電源システム部 主任技師 横山和孝講師


以下は、講演会での発表の内容をメモに基づき書いたものです。発表者の意図と異なる理解に基づく、誤った記載や表現があるかもしれませんことをお断りしておきます。

関根泰次会長挨拶
 欧州と米国ではタービンの設計思想が異なる。
  欧州 冗長性
  米国 効率

丸紅
1) ガンフリート洋上風力発電所を運営
  使用機器 シーメンスSWT3.6-107 
  実績 利用率36?37%
  =陸上の風力発電所の利用率(20%台)と比較し有利。

2) SeajacksInternationalを取得2012年5月=設備据付事業
  丸紅49%、産業革新機構49%、旧経営陣2%が出資比率となった。
  保有船舶=3隻、さらに増強1隻建造中&2隻発注?
  SeajacksZaratanの傭船料は2000万円/日である。
  =洋上風車の設置は短時間に効率的に実施の必要。
   
3) 鹿島港での
  工事費は陸上で25万円/KW、洋上で40万円/KWでないと採算とれない。
  2年で50基の風車を設置するが、日本で使えるのは自走できないSEP船が2,3隻でかつ位置決めできない。船が無い。建設工事の経験と実績が無い。
  工事の規模は1000億円程度になる。完工保証がないとプロファイが組成できない。  完工保証出せる会社が今ない。
4) 浮体式洋上
  NEDOプロジェクト
  3ヵ月後に福島沖にサブステーションが浮ぶ。
  5?6000トンの鋼材を使用=30000トンクラスの貨物船を作るに匹敵。
  850mのチェーン4本で係留。
  漁業者との調整は3/29に4基について同意を得た。
  事業化時には10MW以上の規模でないと採算はとれない。
  9月9日に試運転開始


三菱重工
「油圧ドライブ方式」を採用
英Huntestonテストサイト(陸上)で2013年秋に試運転開始
独にてブレード(81.6m)を作成。カーボン繊維を使用。
課題
(1) 塩害対策 =密閉と昇温
(2) 落雷対策
(3) 翼の磨耗(エロージョン)対策
設置の課題
(1) 工事実施時期(5月から8月)が限定される。
(2) Ring級クレーンの使用(2000トン吊)。

日立
  洋上変電所を担当
  将来的に直流連携接続などを検討している。
  メモ 現状の日本で、
         連系可能量 3,585MW
           既連系量  2,419MW  ESCJ誌H24年10月

2013年4月24日

御前崎沖で風力発電 静岡県が推進 2013/04/22日経電子版

2013年度内に御前崎港の港湾計画に反映する。
静岡県HPによると
平成25年4月22日:重要港湾「御前崎港」再生可能エネルギー活用民間プロジェクト提案募集について
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-410/omaezaki_energy.html

大きな地図で見る

概要は以下の通り。

目的(抜粋)
「民間と港湾管理者との連携による「再生可能エネルギー活用民間プロジェクト」を港湾管理者である静岡県が成案化、事業化することを目的とする」
企画提案を求める課題(抜粋)
 「今後、御前崎港に「再生可能エネルギー源を利活用する区域」を位置付ける港湾計画の変更や、事業予定者の公募について検討を進める基礎資料とするためプロジェクトの提案を募集」
 御前崎港「再生可能エネルギーゾーン」の概況
 留意する必要が3点ある。

1.防波堤の外となる「再生可能エネルギーゾーン」の海象条件は厳しく、発電施設の強度等安全性
2.海底は、堅固な土炭岩が露呈していることが推察され、再生可能エネルギー施設等の固定方法
3.シラス・イワシ船曳網や刺網漁業等の許可漁業が営まれており、風力発電施設の低周波等、再生可能エネルギー施設による水産活動への影響

=当該地域は「御前崎共同漁業権域」に含まれないが、隣接している。

企画提案に記載する内容(抜粋)
(1)提案の概要
  公有水面の占用位置(設定根拠)
(2)設置方法
  設置(固定工法(複数可))と公有水面の占用のあり方
(3)水産活動・環境等への影響
(4)事業実施期間 
  公有水面の占有期間、発電実施までのスケジュール。
(5)発電電力の活用方法

位置図などは、
・重要港湾「御前崎港」再生可能エネルギー活用民間プロジェクト募集要綱(ZIP:955KB)に添付されています。

続きを読む "御前崎沖で風力発電 静岡県が推進 2013/04/22日経電子版" »

About 2013年4月

2013年4月にブログ「OffshoreWindfarm」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2013年3月です。

次のアーカイブは2013年5月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 5.2.7